念(ねん)は、魂から発して思いを媒介するものである。
魂とは記憶を司るものであり、したがって魂から発するものである念とは、短期記憶か長期記憶かは別にして、本質的には記憶から発するものである。
一般的な感覚でいうと、念は気配や雰囲気と関連している。多くの人は無意識に念を発し、また他人が発した念を無意識に受け取っている。受け取った念からは、それが誰もしくはどの様な人物が発した念なのかを漠然と把握できたり、あるいは発した時の感情や気分を読み取れるかもしれない。
念のやり取りは、無意識的なコミュニケーションの補助手段である。それはあくまで補助的なものであり、念単体ではテレパシーほど情報量も到達性も高くない。
念には粘着性があり、塊になったり何かにくっついたりしやすい性質がある。長年愛用している物や場所には、その人の念が色濃く染みつく。一般的ないわゆる浮遊霊は、自分の念の染みついた物や場所に、無意識的に引き寄せられてくることが多い。
高濃度の念の塊は、接触した人の心身に影響を与える可能性がある。その影響は催眠術に近いものである。
念と霊力は、混同されやすいが別のものである。