霊質学用語: 神上がり

神上(かむあ)がりとは、神ではない存在が、神になること。

人間のような生命体が神上がりする場合、それは少なくとも死後である。生きて肉体に宿った状態のままで、神上がりのプロセスが完了するということはない。

神上がりするには、霊体の意識が100%覚醒する必要がある。通常、活動状態にある生身の人間の霊体覚醒度は、0%でも100%でもない。霊体覚醒度が80%を超えると神上がりのプロセスが始まり、止められなくなる。もし生きているうちに霊体覚醒度が100%に達すると、霊魂は肉体に宿っていることができなくなり、その人は死ぬ。生きているうちに100%に達しなくても、死ぬまでに80%以上に達していれば、死後に神上がりのプロセスが進行する。

神上がりするにはまた、充分な霊格の高さや霊体の経験的成熟が必要と考えられる。明確な閾値を定めることが可能かどうかは不明であるが、それらは連動するのが自然なプロセスである。霊体覚醒度だけを無理やり上げるような訓練や技術的手段によって、無理やり神上がりすることはできない。少なくとも、利他的な行動をして徳を積み、霊格が上がるという経験を経ている必要がある。この経験が霊体に刻まれないかぎり、霊体の変容は起こらない。

神上がりしていない霊体は、定期的な休息つまり睡眠を必要とする。肉体が睡眠を必要とするように、霊体も睡眠を必要としている。それは生きている間だけでなく、死後も同様である。神上がりしていない霊体は、睡眠状態に入らずに長期間活動しっぱなしでいることはできない。

神上がりした霊体には、そうではない霊体と決定的な違いがある。神上がりした霊体は、睡眠状態に入らずに長期間活動しっぱなしでいることができる。つまり、神上がりしていない霊体が睡眠によって回復しなければならない消耗を、神上がりした霊体は覚醒状態で活動しながら回復できるということである。

なお、神上がりしたとしても、休息のために睡眠状態に入ることは可能である。

投稿者: 天野 玄斎

霊質学者。見えない力と未来について語ります。 Didier Merah(ディディエ・メラ)のプロデューサー。